Kyosuke Tsujimoto

丁寧に暮らす

小説好きミニマリストの本棚問題――何を残し、何を手放すか

皆さんこんにちは。作家の辻本恭介です。今日は天気が良く、個人的には清々しい気分で朝を迎えております。先日部屋の大掃除を行いまして、部屋がより一層シンプルになりました。朝起きて部屋がシンプルなのは良い事だなと思っております。

今日のラジオは山下達郎さんでSparkleをお送りしたいと思います。不朽の名曲ですよね。夏の80年代の煌びやかな時代を想起させる山下達郎さん渾身の一曲だと思います。

さて、今回は本棚問題に迫っていこうと思います。本棚。本を読む人間にとっては必須かもしれないですよね。本棚を持つか持たないかという観点、逆に本棚は持つけれども複数本棚を持つかどうかという観点。考えてみると難しい議論だと思います。

幼少期に電子本に出会った話

まず、皆さんは紙の本を買いますか?私は紙じゃないと本を読むことができません。Kindleのような電子本を買ったことが一度もないのです。幼少期に私の父が電子本を良く買っており、たまに読ませてくれました。ですが内容が全く頭に入ってこず、困惑したのを覚えています。

それから自分のお金で本が買える歳になってからは電子本ではなく、必ず本屋さんに行くようになります。私が知識や教養を学ぶ場所は「紙の本」に落ち着いたわけです。

自己啓発本などは参考になる部分にマーカーを引いて自分なりに血肉になるように努めました。そういった側面としても、紙の本はとても便利でした。スマートフォンとは違い本を読んでいても通知欄に通知が飛んでくる事は無いし、気も散りません。

十代頃は紙の本はとても最高な媒体として、常に鞄の中に一冊入っていました。

本棚がいっぱいになり始める

歳を重ねていくと、かつて読んでいた本が当然蓄積されていく訳です。当時本棚をひとつ部屋に置いていたので、必然的に本はそこへと集まります。当時かなり集まっていました。何せ当時はシリーズ物の小説にどハマりしていて、読み終わったら次、読み終わったら次と次々と買っては読んでいましたので、当然蓄積されます。

そして、どこかのタイミングで本棚から溢れかえってしまいました。仕方なく本は床に積み上がっていきます。どんどんと床を侵食し、本の高層タワーができるようになりました。

読み返すかという視点を持つ

本の高層タワーができてしまってから1年ぐらい経って、流石にこれは何とかせねばと思い、私は本の片付けを始めることにしました。本好きとしては、本を何かしらの形で家から無くす事について少し抵抗がありました。

本棚を増設するという手もありました。本棚を思い切って増設すれば、再び本は積み上がることは無く綺麗に収納できます。ですが、本は人生に比例して増えていくばかりです。いつかまた二つ目の本棚もいっぱいになって溢れると思われました。

だったら古本屋に出そう

結論古本屋に出す事を決意しました。名残惜しい本が沢山ありました。本当はもう一回ぐらい読みなおしたいなと思った本もありました。ですが、結果それらを売り払った訳です。最近はビジネス書を読む事が多いですが、当時は小説ばかりを読み漁っていたのでナレッジやノウハウといった観点では、そこを含んだ本は少なめでした。そのため「娯楽の小説ばっかりだから、手放そう」と自分の中で踏ん切りをつけました。でも、個人的には買い戻して読んだ本もあったので難しい選択でした。

手放す事のハードルの高さ

ここで学んだこととすれば、モノを手放す事の難しさです。車や家を買う訳では無く、比較的安価な本を買って手放すだけで、こんなに考えなければならないのかと思いました。非常に難しい選択でした。ですが、本棚を開ける事で新しい発見を本から享受できる事ができます。新しい本を買えるスペースが生まれるからです。

「手放す」という概念は非常にミニマリスト的な思考だと思います。引き算の美学という観点で話したブログ記事でも紹介した概念と近いとも言えます。

そのため、根底にある思考法は普段考えている事と何ら変わりがないという事になります。ミニマリスト的思考法は必然的に本を手放すようになるという事ではないでしょうか。

電子本と紙の本で揺れる心

近現代では何も本は紙で読む必要はありません。Kindleや或いはAudibleのような電子、もしくは耳から聞く読書でも知識を享受する事ができます。どちらも物質として存在する訳ではないので、家に大量の本が蓄積される心配はありません。クラウド上に読みたい本はあるという状況を作り出す事ができます。

心は揺れ動きます。コンパクトに数百冊の本を手元におけるのですから、どうしようか悩みました。恥ずかしながら、そこまでの読書家ではありませんが、年間を通してまぁまぁの冊数を買う年もあります。

ですが、結果私は紙の本を買い続ける事を決心しました。電子媒体は繰り返しになりますが、通知などのノイズが多すぎるためです。紙の本であれば電波が届かなくても、時間と場所を選ばずに読書する事ができるからです。

結果定期的にブックオフ等に出向いて、手元にずっと残しておきたい本以外は売りに出す事にしています。そうする事で良書を選び出す事もできますし、部屋は綺麗なままを保つ事ができます。

まとめ

まとめになりますが、小説好きミニマリストのお話でした。本はとても刺激的で良い効果があるなと感じています。幼少期はほとんど本を読んでいませんでしたが、大人になってかなり読むようになりました。これからも本を読んでいこうと思います。

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